2012年02月21日
美しいキモノ 12'春『木花』
今回は、『木花』が初登場です。
『木花』
地色が濃くても薄くても、上に乗せる色目は、とにかく『中間色』。
そこにこだわり、作楽シリーズよりも着物とケンカしないようにしました。
柄の個性が強くても、色目で帯全体を優しく、美味しそうになるように、
配色を重ねています。コーディネートすると、前に出てくるよりも、
すっと入ってくる感じです。と思います。
七宝の柄をはじめ数柄は雑誌等でも、よく使われていますが、
コーディネーターのセンスで、反対に位置するような着物に合わされたり
していました。この辺りが、この帯シリーズの強みだと思います。
この五代目日記上でも、何度も登場していますので、
馴染みのある柄もありますね。
作り始めは、こんな気持ちでスタートしています。
→http://www.kyo-tonami.com/godaime/2010/09/post-1236.html
実際に、発表とするまで時間はかかっていますね〜。
作っている間は一瞬でも、振り返ると随分経っています。。