2013年03月01日
作楽/もくれん
本当は、モノづくりをドンドンと前に進めて行きたいのですが、
一歩進んだり、下がったりしながらしているのが、帯のベース部分の地紋作り。
色素材変えて、楽しんでいます。
今行なっているのが、地に(銀色の)金糸を通すこと。
単純に地がキラキラして綺麗なのは狙っていることなので、
予想通りですが、金糸系の糸は策無く織り込むと、絹より手持ちが硬くなります。
(パシパシになってしまいます。)
また、そのまま金が表に出てしまうと、ピカピカに光り過ぎてしまい、
安っぽくも見えるので、その辺りも加味して地紋を作っています。
下の写真がその途中ですが、
帯の切れ目みたいな所で、素材を変えています。
(地自体も新しく作った『大人しめの和紙地紋(仮称)』です。)
『宵待草/作楽:もくれん』
柄もフワフワと浮いた浮遊感を作り出したいので、
縁取りのグレー部分の上げ方を少し立体感を持って、核の部分の金糸との
バランスを見ながら、紋作りしました。
まだ、完成までは少し時間が掛かるかもしれませんが、
順調に進んでいます。