2013年04月06日
織り上がりも次に。
先日の帯(作楽)上がってきました。
『作楽/』
とてもいい帯なのですが、
諸事情から織組織を変更して、作ったものです。
こちらは経糸通しを綟って織りますので、
以前のものよりも透け感があり、比較すると、
より夏や単衣に最適のものです。
非常に綺麗に上がっていますので、これはこれで満足ですが、
折角なので、もう一つ実験をしておきたいと思い、
無理を言って織ってもらいました。
こちらは目出し。
緯に紬糸を入るであろう予想の倍入れようとしています。
筬打ちをする段階で、無理無理と言われながら、
ちょっとだけ織ってもらいました。
見た目は似たようなモノですが、触ると違います。
帯一本織るどころか、テーブルセンターの半分くらいの長さしか、
ないので、帯にはなりませんが、もうちょっと糸を減らしたり、
筬打ちの数を変えれば、もしかするかもしれません。
来週に期待しています。
新しい紋を幾つか作ったので、次に繋がるモノづくりを!
と思い、試していますが、なかなか前に進まない状況です。
こういう時は、なにか面白い小物でも、上がってこないかなぁ。