2013年07月30日
タレの色。
『タレの色』だけで、行ったり来たりした帯が完成しました。
約2ヶ月
⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime/2013/05/post-1875.html
『青い流水』
最初は薄く、水色に近い感じでした。
それでは、この柄にもったイメージ⇒出来るだけ深い川の水底から湧いて、
水面を流れていく感じ(文字でイメージは難しいですね)からは遠く、
濃い色を探していました。
濃すぎると、川の底の石みたいになってしまうし、
薄すぎると水面に近いし、というイメージ先行の配色です。
作る帯も最近はタレ無地が多く、無地というと簡単そうに思えるのですが、
ある意味柄が入っているよりも、全体のバランスを安定させるのが難しく、
倍か3倍くらいは、悩むことになります。
まだ、もうちょっと掛かりそうですが、現在作っている洋っぽい唐草は、
タレの色を分けて考えていますので、さらにタレで時間流れていきそうな
気がします。。。。