2014年08月18日
お盆明け。
今年は長かったお盆休みも終わり、休み前のモノづくりを掘り返しています。
その一つが、前回に続いて『しぼ織』。
七宝とドットを組み合わせたシンプルな柄ですが、横段に見立てて配色で動きを作ろうと
している柄です。
この短い目出し(試験織)で見ている限りは問題なく進みそうです。。
そしてもう一つが、単衣の着物、というよりも袷物も良い糸を使い、ハリを持たせつつ、
出来る限り生地を軽くしよう。という方向でモノを作っていますので、
生地自体には季節の境目がなくなりつつあります。
写真は、『Kilim』単衣御召の濃い地で織ったバージョンです。
今の気温で実物を見ていると、少し暑いなぁという気持ちにどうしてもなってしまいますが、
これが段々似合ってくる季節になってくるので、それまで少し寝かしておきます。
これに続く柄も考えていきたいと思います。