2015年12月05日
サロン誌面打ち合わせ
2月20日発売の『きものsalon』に向けて打ち合わせの詰めを行っています。
以前年4回だったのが2回なりましたので、その分濃い打ち合わせが出来る様になり、注目・反響も良くなり、好循環になっていると思います。ただ、時間はあるあると余裕を持ちすぎると夏休みの宿題の様になります(笑)。実際、撮影は間近に迫っていて、もう決まったと、その時は安心していた外枠のみしか決まっていません(苦笑)。掲載するものは高い確率で『経錦』シリーズの予定。
ここから(社外の)製作スタッフと経錦についての魅力(薄さ・結び易さ)を語り尽して、うち独自のウリ(独特の改良を行っているので恐らくうちにしか織れない、強み等)を掘り倒して、その中から伝えにくいモノは何か、そこから何を抽出して表現するのか?のために徹底的に分解作業をしていきます。
去年あたりまでは帯を見せるのが中心でしたが、前回辺りからは、上記の様に方向性を変えました。そうすることで今まで自然すぎて気が付かなかった、その商品の凄さ、自分たちにしかできない技術に気付かされたりもするので、とても有意義です。ホントは社内スタッフを何人も参加してもらって、自社の帯の驚異的な拘りを感じてもらいたかったりもする・・・。社外の目(客観的に見て)からしか判りにくいこともありますので。
来週中には20本近くの候補から数本に絞って、もしかして一本かもしれません。。。そして拘りを濃縮して、昇華する。一回の打ち合わせは一時間ほどですが、脳ミソ疲労が心地よい、とても楽しい時間です。