2007年10月13日
草履職人と
昨日はブログ更新が途切れてしまいました…。
最近は、自分でも珍しく続くなぁと思っていたのですが…
また今日からゆっくり急いぎながら、書いていきたいと思います。
その昨日なのですが、草履職人さんの仕事場へお邪魔しました。
『仙福屋の草履』を製作して頂いている職人さんです。
この草履について説明すると、相当長くなりますので、
軽く触れておきます。
キルクの質や形なども特徴があるのですが、
最大のウリは
『となみ帯使用の花緒』と『真綿入りの台』です。
その台なのですが、素晴らしく履きやすい!
の一言です。
最近は類似品も出回っているそうですが、
この職人さんの真綿入り草履を履いても、また触っても、
他との違いがわかります。
とにかく、ホワホワ!で、着物を着て、
外へ出て行きたくなってしまいます!
すみません<m(__)m>、
短くと思いながら長く書いてしまいましたが、
その職人さんの仕事場へは何度も寄せてもらい、
少し邪魔になりながら、写真を撮っていましたが、
昨日も一枚撮らせてもらいました。
それが ↓ これです。
↑ 木製ではなく、金属製の台です。
この上で草履台を製作するのですが、
一体この上で何足の草履が出来たのか?
と自然と考えてしまうほどの使い込み方です。
(凹みはあるし、割れてます…)
帯の製作現場も同じように思いますが、
出来上がり品とそこまでの工程、なかなか結び付きにくいものです。
いつもこういう工程を見ると、
ホントに大事に使わせてもらわないと…
と思います。
新入社員も連れて行きましたが、
いいものを持って帰れると思います。
夕暮れも綺麗だったので、撮ってみました。
今日は、海外から織物に興味を持たれた方が
来られるので、どんな反応を示されるか楽しみです。