2008年01月26日
アタマの棚卸
帯やら着物などの商品と原材料や紋図・図案など、
何から何まで、数える棚卸があります。 今日は、それに先駆けて、
自分のモノづくり整理+アタマの棚卸を行います。 まずは、帯の図や着物の書いたノートからスタート。
絵は上手くないから、一見すると『洞窟の壁画』です。 中には文章で帯を表現してあるのもあります。 一つ挙げると・・・
『大きな雪輪の中に梅があり、
ぼかした感じで、糸を一丁通す。
地はそれよりも濃い紬みたいなボリューム感。
上にのっている色は、白系の青?
それで、経にも変化付けて、金糸かそんなみたいな
糸を通して、あまり打ち込まず、ふわっとした感じ。』 今読むと、一体その時何を考えて、
いたのだろう?
とちょっと考え込んで、想像をしてみます。 多分、というよりも間違いなく
今これを元にモノづくりすると、
全く違うモノなります。
その時よりも、
ほとんどの場合、新鮮な時に作るのが
良いことが多いです。 他にも、本棚を整理していると、
イイ画集がザクザクと出てきます。 本棚から出してパラパラ、めくっているうちに、
完全に作業が止まっています。
その代わりに、頭の中へ帯未満の案が、
いっぱい溜まっていきそうです。 そんなことで、また今回も『棚卸し』という
初心を忘れてしまいそうです。。