となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』 > モノ作りへの関わり方。

2008年02月14日

モノ作りへの関わり方。

今日は、

唐長さんへお邪魔しました。

いつもお邪魔させてもらっているところと、

違い、近いのですが、少し離れたところまで、

歩いて行きます。


CIMG0470.JPG
少し雪が‥‥

会社近所はとけてしまいましたが、

まだ北の方はさすがに残っています。


天気素晴らしいので
CIMG0471.JPG
少し、迷っても、

余裕を持ちながら‥‥
08’214-3.JPG
歩いて、(雪ですね~)


到着です。
唐長入口.jpg


中は、写真に撮らせてもらっても、

伝える自信がないので、今回はやめておきました。
(静かな迫力と陰影の世界です。)

お話を聞きながら、

いつもながらに、

勉強させてもらっているのですが

ふとした時に聞いた言葉が、

とても印象に残っています
(一字一句正確ではないのですが‥‥)


『唐長柄は山ほど入っていても、

そうは見えない。

そんなのが良いところ。自然やわ。』


それと、南蛮七宝の帯は、

『唐長が好きで仕方が無い。』

『唐長でないと‥‥』

というぐらいの人へ、譲ってあげてほしい。

という気持が伝わってきました。


自分で作る帯もそうですが、

同じ気持ちですので、

今後も大事にしていきたい柄です。


帰りしなに、頂いた唐長柄のお皿です。
唐長お皿.jpg

確かに、柄が入っていますが、

空気のように静かにいます。


尖ったモノ作りを感じました。


南蛮七宝の白地柄を結んで頂いていたのも、

嬉しかったです。
(わらび柄です、一度紹介しましたね?)

タグ: ,

Instagram

tonamiorimono

カテゴリ

バックナンバー

  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介

となみ帯

Facebook

LINE@はじめました
友だち追加

新着記事

五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…

今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…

来年に力を入れていきたい、襦袢があります。さざ波の様な細かなシボが、生地全面に入った、手触り風合いの優しい白生地を使います。(生…

2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…

今年中には間に合いませんでしたが、間もなく完成の帯揚げです。 帯の意匠を使い、帯揚げらしく修正を掛けた図案の段階です。 ここから…

携帯サイトのご案内

QRコード

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...