となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』 > となみのふりそで。

2008年04月03日

となみのふりそで。

となみ織物の

毎週月・木曜日は、朝礼です。

社内全員集まり‥‥

というのは、どこの会社も同じですが、

その中で、ちょっと違う光景が見れます。


それは、社員一人が

帯や着物、小物について、

話すコーナーです。


今日の内容は、

『となみ織物の振袖帯』でした。


そんな話を聞きながら、

『今日日記は、どんな内容になるかなぁ?』

などを考えながら、フト思いました。


そういえば、この日記で

振袖の帯を紹介したことが無いのでは?


というより、

ほとんど全部自分の製作したか、

ドップリと関わった帯しか紹介していないのでは?

と思いましたが、

その通りでした。


そう気付きましたので、

反省しつつ、

『五代目日記』だ!とは言っても、

自分が携わっていない帯も、

今後は紹介したいと思います。
(目標です。)


その初めに今日の朝礼でも聞いていた

『となみの振袖』について‥‥


実は振袖帯は、となみ織物の中でも、

生産割合はかなり高い方です。

京都本社内にある展示場にも

常時数百柄ぐらいは、

あるように思います。
(そこが華やかなのでよーく目立ちます。)


その中から選んだ帯がこれです。


まずは、
080403_1005~0001.jpg
今の振袖用では、珍しくなってしまった、

『引箔』を使った帯です。

引箔の色と上の柄から、

ドーンと重厚な迫力を感じます。

次に、

私が好きな振袖帯です。
080403_1006~0001.jpg
器の絵柄から帯の意匠になった帯です。

かなり昔から製作している帯ですが、

色も柄も全く古い感じはしないのが、

この帯の良さです。

この帯はいつ眺めていても、

飽きません。


最後に
080403_1009~0001.jpg

良く雑誌やテレビなどで結ばれる方を

見かける帯です。


白と黒地、同じ柄なのですが、

配色を変えることによって、

印象が変わります。


大柄ですが、柄に流れがあり、

色使いも色も少ないので、

すっきりとした粋な着物姿に

なりそうです。


金糸・柄使いで、

見た目にボリュームがありますが、

持ってみると、!!!と驚くほど

軽いです。


と三本紹介してみましたが、

時々は

振袖用の帯も載せてみるも、

いいかもしれませんね!


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