2008年05月22日
続いてサロンは
落ち着いた感じの広告になっています。
タイトルにもある『交紗織』とは、
経糸に特徴のある織り方です。
交紗織の中にも『紗』という文字がありますが、
紗とは違います。
ちょっとだけ織り方の話ですが、
紗は、経糸と隣の経糸とを捩りながら織って、
透け感を出します。
捩った部分が透けます。
この交紗織は捩らず、揺らします。
そのため、『透けます。』
交紗織は紗とは違って、
透け感は、均一ではありません。
(透け感のある所とない所となります。)
そんな味のある地に、ザックっとした素材を織り込むので、
全体に柔らかいイメージの帯が多いです。
と書いていて、やはり実物を手にとり、
『なるほど・・・』
と思って頂きながら、見てもらいたい帯です。
上の三本は、
同じ織り方でも少しずつ顔が違いますね。
そして、下に敷いてある?着物は、
御召です。
とても使い易い着物で、すでに
好評を頂いています。
やはり縮緬の優しさに、紬のシャリシャリ感が
お勧めです。
今日は、字を小さくしてみましたが、
昨日と比べてどちらが、見易いですか??
多数派は今日の大きさです。