となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』 > 続いてサロンは

2008年05月22日

続いてサロンは

きものサロンは、
落ち着いた感じの広告になっています。

A.jpg

タイトルにもある『交紗織』とは、
経糸に特徴のある織り方です。

交紗織の中にも『紗』という文字がありますが、
紗とは違います。


ちょっとだけ織り方の話ですが、

紗は、経糸と隣の経糸とを捩りながら織って、
透け感を出します。

捩った部分が透けます。


この交紗織は捩らず、揺らします。

そのため、『透けます。』


交紗織は紗とは違って、
透け感は、均一ではありません。
(透け感のある所とない所となります。)

そんな味のある地に、ザックっとした素材を織り込むので、
全体に柔らかいイメージの帯が多いです。


と書いていて、やはり実物を手にとり、

『なるほど・・・』

と思って頂きながら、見てもらいたい帯です。


上の三本は、
同じ織り方でも少しずつ顔が違いますね。


そして、下に敷いてある?着物は、
御召です。

とても使い易い着物で、すでに
好評を頂いています。

やはり縮緬の優しさに、紬のシャリシャリ感が
お勧めです。


今日は、字を小さくしてみましたが、
昨日と比べてどちらが、見易いですか??

多数派は今日の大きさです。



Instagram

tonamiorimono

カテゴリ

バックナンバー

  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介

となみ帯

Facebook

LINE@はじめました
友だち追加

新着記事

五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…

今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…

来年に力を入れていきたい、襦袢があります。さざ波の様な細かなシボが、生地全面に入った、手触り風合いの優しい白生地を使います。(生…

2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…

今年中には間に合いませんでしたが、間もなく完成の帯揚げです。 帯の意匠を使い、帯揚げらしく修正を掛けた図案の段階です。 ここから…

携帯サイトのご案内

QRコード

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...