2008年07月15日
できた~!
と思わず、声を上げた織物です。
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/102356129.html
以前、七夕の時に途中経過をお知らせしていた、
織物です。
あの段階から、打ち込みを変えたり、
素材を変えたりしました。
ちなみに、打ち込みというのは、
一寸の間に何回筬を打っているか?
と思ってもらえれば、大丈夫です。
多いほど、絹糸が詰まっている、そんなイメージです。
この数を減らせば⇒柔らかすぎ
増やせば⇒かたい!
という感じで、一番落ち着くところを探すのも、
モノづくりの一つです。
今回は、素材とのバランスを見るのに、
一番、時間がかかりました。
ムジで何本もボツにしてしまったので、
いつもよりも、苦労していたと思います。
それが、これです↓
まだ、目出し(試験裂状態のこと)ですが、
ちょっとホッとしました。
↓メインの柄は、もう少し後日で。。。
実は、さらに良かったことがあって、
この裂が上がってきたときに、生地の一部分を見て、
また面白そうな織が作れそう?
新しい素材ができそうな、
そんな雰囲気が漂ってきました。
京都は祇園祭のど真ん中で、西陣の町中が静かです。
(西陣のお客さんのお客さんである、室町の問屋さんは休みなので)
今のうちに、
モノづくりを集中してやっていきたいと思っています。