2008年09月09日
プレミアム真綿。
『仙福屋の真綿入草履』に、
新しいクラスの草履が加わりました。
名前は・・・想像し易く、
『プレミアム真綿(草履)』。
(ホントにすごいです。)
今日、出来上がりを見てきました。
最初の印象は・・・
パッと見た目は、今までのと変わらない?
という印象ですが、
触ってみて、初めて分かります。
とにかく、革が柔らかい。
(鳥肌が立つくらいです。)
今までも、選びに選び抜いた本革を、
革の流れや繊維等を考え、
裁断したモノを使います。
ですので、
見た目も整い芸術品のように綺麗ですし、
流れで裁断していますので、丈夫です。
この『プレミアム真綿』は、その革の中から、
一番柔らかい部分(お腹)を裁断し、
職人が一枚一枚手で揉んで、
革をさらに柔らかくしたモノです。
素材にかける手間は、約2倍。
近づいてみると、微妙な皺が細かく刻まれています。
⇒手で一つ一つ丁寧に揉みます。
⇒当然、少しずつ台の持つ表情は変わります。
『仙福屋の真綿入り草履』は、
履き心地が最高のものと思います。
この『プレミアム真綿』は、さらにその上へ向かう、
職人の気持ちが伝わってくる、
そんな草履です(履き心地はまだ未知数です。)
このような草履への要望・需要はわかりませんが、
今度、扱いたいアイテムになってしまいました。
気持の入ったモノの持つ力は凄いです。
改めてそう思います。