2008年10月06日
南蛮七宝+縞々
モノづくりしていて、いいなぁと思うモノがあります。
それは、予想超えたモノが出来たときです。
作っていて、大方のものは想像ができます。
この色をここに入れると、⇒こんな感じ
ここに金糸を通すと⇒こんな感じ
柄を沈ませると全体は⇒こんな感じ と・・・
特に『何が作りたいのか?』というのが、
ブレてしまうと、最後の最後まで苦労します。
今回は、『ブレるか?』というところと、『もしかして』、
という狭間で織ってみた柄の組み合わせです。
『縞々』の経糸で、
『南蛮七宝』を織ってみました。
結果は・・・、
予想とは全く違った表情で上がってきました。
縞の部分に入った柄が、地紋と相まって、
面白い色になり、反転したところとのコントラストが
素晴らしく微妙な色になっています。
横に帯を置いて書いているのですが、
なかなか文章で表すのが難しいので、
やはり写真を載せておきます。
光が射したような色目です。
こんな風に。
この一本は見本で織ったのものなので、
帯というよりは、小物作りへと、
回したいと思っています。
また『仙福屋』に載ると思いますので、
お楽しみに・・・(移転後に。)
男物も作りたいです・・・。
タグ: 南蛮七宝