2008年10月10日
久しぶりに『素材』の登場です。
久しぶりの素材の登場です。
ある日、社内を、歩き回っていると、
これから製作をしようとする帯の『素材』がありました。
(もちろん、一階は素材だらけです)
これと、
⇒とても綺麗なブルー。
これ。
⇒ただの金色ではない『箔』。
何度か登場している、
『引箔』というモノです。
和紙の上に、漆を塗って、その上に染料や金箔等を
のせて、柄を作りだします。
今回の素材は、2丁箔という織り方で使われるもので、
現在では、非常に稀なものになっています。
通常、一つの帯に一つの引箔を使います。
この二丁箔は、一つの帯に二つの引箔使うという、
たださえ大変な引箔の技法をダブルで使う、
大変手間のかかるものです。
当然、その分上がりは言うまでもありません。
帯としての表現力が格段に上がるので、
デザインする人間のイメージによって、
今まで見たことのないような素晴らしい
仕上がりになります。
いずれ発表したいと思いますが、
この帯を作っているのが、部長なので、
楽しみに遠くの方からモノづくりを眺めています。
間違いなく、
面白そうなモノが出来ますね。。。