となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

五代目日記 > 『日記』 > 帯締めの組む職人さんと・・・

2008年10月23日

帯締めの組む職人さんと・・・

昨日は夕方から、帯締め組んでおられる方が
京都へ来られたので、お話をする機会がありました
(女性の方です。)

この茅ヶ崎へ行った時にお会いした方です。
 ⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/104276159.html

あまり機会もありませんので、
今現在の『となみ帯』を見てもらいながら、話をしていました。

様々な話をしている中で、
いかにこの技術を正常な形で残していくのか?
というテーマは出てきます。

帯を織る職人さんの間近の場所で、この職にある以上、
同じ問題点へ突き当ります。

一度無くなると、元に戻すのは難しいモノばかりですので、
少しでも多くの良いモノが残るように、

モノづくりを行っていきたい、と強く思います。

普段もいつも片隅で思っているはずなのですが、
このようなキッカケで、思い出すように、なるのが反省です。

『仙福屋』で依頼している帯締めがあり、
途中までの組見本を見せて頂きましたが、

苦心されているのが、見るだけでジーンと
伝わってきます(色々な新しいことが入ってます)。

完成する前に、絶対良いモノができる、と
確信できました。

多分、一生もののものに、なりますよ。。

Instagram

tonamiorimono

カテゴリ

バックナンバー

  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介
  • 仙福屋宗介

となみ帯

Facebook

LINE@はじめました
友だち追加

新着記事

五代目日記2冊目は、こちらです。 ⇒http://www.kyo-tonami.com/godaime2/…

今日が2016年の最終営業日でした。この一年、本当にあっという間でした。 年末のモノづくりは抑え気味と言いながら、今年も最後…

来年に力を入れていきたい、襦袢があります。さざ波の様な細かなシボが、生地全面に入った、手触り風合いの優しい白生地を使います。(生…

2ヶ月に1度位の割合で着物姿を撮影しています(前回は月心寺)。今回も本社向かい、徒歩3分圏内での撮影でした。 天候は曇り、たまに…

今年中には間に合いませんでしたが、間もなく完成の帯揚げです。 帯の意匠を使い、帯揚げらしく修正を掛けた図案の段階です。 ここから…

携帯サイトのご案内

QRコード

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...