2008年11月11日
唐長さん
午前中は唐長さんの修学院工房へ。
そこで、
たっぷりとお邪魔させてもらいました。
お客さん一緒にでしたので、
いつもとは
力を頂いてきました。
10代目と現当主11代目の『桜』版木を使った作品を
見せてもらいました。
全く同じ版木でありながら、普通からすると繊細な色目で、
受ける感じや持っている空気、柄まで異なって見える。。
そんな世界にひたってきました。
もちろん、帯の配色も繊細な色目ですが、
製作しているモノが異なると、やはり刺激を受けれます。
今年のモノづくりは、『尖り』
というのをテーマにしていました。
来年テーマにしていきたいモノづくり、
この辺りにヒントがありそうです。
今日行かれた方の中には
南蛮七宝の八寸を結ばれた方もおられましたが、
(まだ、一部のみの発表です。)
着姿を見ていると、唐長さんの版木で生まれた柄との
からかみと織と対比で、モノづくりができそうな
そんな気持ちになってきました。
夕方、そんな一日の目を持って、外を見ていると、
何となく、赤みが差しています。
そして、振り返ると・・・
少し社内で話題になるほどの夕焼けでした。
目が色に敏感になっていましたので、
さらに綺麗に見えます。
ちょっと疲れていたので、癒されました。。