2008年11月12日
唐長さんへ
再び、
今日も唐長さんへお邪魔させて頂きました。
今まで見せて頂いたことのないモノやコトもあり、
しかも2日間、たっぷりと力を頂けました。
非公開の場所へも入らせてもらいました。
いつ見ても、気分が落ち着き、
気が付くか付かないような繊細な『からかみ』と、
メリハリの効いた『からかみ』、見渡し、じっとしていると、
いつの間にか時間が過ぎています。
普段生活していて、思うのが『あれ、帯になるかなぁ』と
思いながら、自然にモノを見るようになっていることがあります。
ただ、唐長さんのからかみには、
『帯にしたい!』と自然に言いたくなるような
柄全体から呼ばれているような気がします。
今、唐長さんの柄で数柄、織へ製作しているモノ
があります。
それらの柄もそうですが、あまり気負いせず、
感じたままのそのままで、シンプルに、
織にしたいと思います。
一緒に行かれたお客さんも、感動されていたので、
行きの社内と帰りの社内とは、温度の差があり、
本当にお連れして良かったと思いました。
小物用のからかみですです。
襖用はさらに何度も重ねて、色が置かれるので、
もう少し深みがあります。
ただ、このからかみでも、地の色と柄の色
(和紙と染料との)境界線が素晴らしく、味があります。
瓢箪も紅葉も、その間の空間もほんとに良いです。
(文字での表現はムズカシイ。)
明日から、帯作りできそうです。
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