2008年11月27日
新しいモノづくり。 配色替え。
上の本は、
先日、図案の話をしている時に、
話題なったものです。
ペラペラとめくっていくと、
中には、染・織生地をそのままペタペタと貼ってあり、
その柄を見ながら、次回作を構想しています。
こういった本は、普通の印刷本よりも、
1ページ1ページの重みが違うので、
一枚一枚めくっていくのが、とても楽しい本です。
『この色、良いなぁ~』
一枚めくる
『こんな糸の使い方かぁ~』
一枚めくる
『派手やね~。』
まためくる。
そんな繰り返しです。
では、ここから具体的に柄を作るのか?
と言われると、ほとんどありませんが、
こういった色目や触った生地の風、
柄の印象が、どこかで活きていると思います。
そう言っているうちに上がってきたのが、
(以前の配色違いですが、)
この柄です。
⇒ベージュ地から濃い地にしました。
地色変更だけで、イメージがコロッと変わります。
何色か見本で取りましたが、
一番気を使ったのが、上の色目です。
一番上の本の流れからいうと、
『今までの経験の積み重ねできた配色です。』
と、紹介するのがいいですね。