2009年03月24日
横段から経へ。
以前、2月にこの『ケルティック』を見てもらいました。
その柄が完成した後、
すぐに新柄に取り掛かりました。
その時の柄は横段でしたが、
今度は経柄です。
色目は、できるだけ優しく、着物との親和性を
考えた色目です。
いつもの自分のモノづくり『まず帯ありき』、
よりもちょっとだけ着物に寄ってみました。
この織物は経糸の配色で、
ほぼすべてが決まる織物ですので、
もし失敗すると、
経糸を全部裁断しなくてはいけなくなります。
いつもとは違った考えで配色していますので、
特に隣合う色と色とのバランスに気を付けています。
配色、紋のチェックともに完成したものが
上がってきました。
満足のいく上がりで、安心しています。
『南蛮七宝の帯・着物の展示会をしたい!』
と言って頂き、進めている展示会もいい感じです。
また、続報をお知らせしますね。
タグ: 南蛮七宝