2009年03月28日
午後まったり。
今日は、午後あるお客さんが来られ、
帯だけを半日見て行かれました。
普段はなかなか入ってもらえない所です。
また、土曜日ということもあり、社内も
まだ静かですので、ゆっくり見てもらえたと思います。
展示場には帯がずら~っと並んでいて、その中から、
お客さんが、じっと一本の帯を見ておられました。
その間が見てはる『間』が珍しい、と思いました。
着物に詳しい方ですので、問屋さん等のプロとは違う、
また、全くの着物を知らない人とも違う。
そんな『間』です。
同じ帯の柄を見ていても、
『受け取るチャンネルが違うんだなぁ』
と思い、横に並んで、その帯をみていました。
(奇妙な光景だったと思います)
①帯を吊って陳列するのと、
②お太古にして見るのとは、
帯の表情は大きく変わります。
それに近い感じで、
『違った感じ方をする人』と一緒に帯を
じっと見ていると、同じ帯が段々違って見えます。
(表現するのが難しい感覚です)
今日は午前中、バタバタとしていましたが、
午後はちょっとそんな不思議な時間を作れました。
(今から、急ぎます)
自分で製作した帯に関しては、もちろん紋図のドットまで
ある程度把握しているつもりですので、
じっと見ても、
『あ~そう言えば、ここ大変だったな』
ですが、
人の製作で全く自分の関わっていないのは、
『へぇ~、面白いなぁ』
という感じです。
それと、今は ↓
京都市からこないだの
『シティハーフマラソン』のお礼がきました。
→これですね
さきほど、糸屋さんとも話していましたが、
土曜日はほとんど西陣は休みになるので、
(とても静かです)
『なにかちょっとでもお役に立てて、よかったなぁ』
と言いながら、お礼状を眺めていました。
それでは、今からバリバリと頑張ります~!