2009年04月02日
今日は代わりに、ここで書きます。
まだまだ、横浜にいます。
そうすると、京都から上がりたてのショールが
送ってきました(ホントは配色チェックのため)。
先日、染を出したものです。
上がりたてホヤホヤで、夏用のものなのですが、
見せると、ほぼもらい手が見つかってしまいました。
用途や特徴を言う前に。。。
ですので、ここで書いておきます。
このショールは、
紗(総紗縫ほどは細かくないですよ)で織られたもので、
透け感があります。
そして、すべて生地を濡らしたまま、
刷毛で手染めしたものですので、同じものはありません。
(と言うか、頑張っても作れません。)
職人の感性だけで作っていくものです。
大判で織った生地ですので、帯を隠してくれますし、
夏のコートの代わりにもなりそうです。
今日、言うのを忘れていましたが、撥水もしてありますので、
少々の雨をはじいてくれます。
夏は暑いので何も掛けたくない、
と言われるかもしれませんが、
大事な帯を守るためにも、持っていてもらいたいな、
と思っています。
長々となりましたが、
このショールの目的を言う前に、
もらい手が見つかってしまったので、
今ここで書かせてもらいました。
手で一枚一枚製作するものなので、
数はそんなにはできませんが、
夏に向けて、お勧めしたい、逸品です。
価格的には、
草履と同じくらいにしたいと思っていますが・・・
さらに、今日は横浜へ『古都里』も持って来ましたので、
部屋を暗くして、点灯させてジッと見ていました。
こんな感じで、広い部屋の中でポツンと光っているのを
みると、少しずつ癒されていきます。
同じ電気の光なのですが、紗という帯地を通ると、
柔らかく感じるのは、とても不思議ですね。。。
上から見ても、骨がきれいですよ。
ただ今、癒されています。。
タグ: 総紗縫