2009年05月11日
マカロンみたいな雪輪。
帯を作った時に、皆さんの評判が入ってくるのが、
一番の贅沢ですが、
やはりメーカーですので、
どうしてもタイムラグは生じます。
仕方がない面もありますが、
『おっ、とうとう人気が出てきた!』と
少し時間が開いて、話が入ってくるところは、
少し冷静になって見れるので、
良い所かもしれません。
そんな帯シリーズが一つあります。
それは、『縞々(しましま)』で、
少しずつ人気になっているようです。
(社内では『しまじま』と呼ぶ人がいますが・・)
縞の間に瓢箪が出たり隠れたりして、
縞が切れたように見えるように柄を置いています。
そうすることによって、
きつく見える縞を優しく見せています。
この効果は、
『紋』を上げた時に、半分は狙いで、半分は偶然で、
製作しました。
そして、
今は、この『縞に雪輪』柄を思案中です。
思いっきり、
そこだけ糸を重ねて、入れましたので、
浮いて見えるような立体感があると思います。
こんな縞の上に、雪輪が飛び回っている帯です。
配色し次第、完成となると思いますが、
お菓子のマカロンみたいな感じですよ。。
もう少しで完成なので、また紹介しますね。