2009年06月01日
二回の図案を使った帯を発表しました。
そして、恒例の
きものサロンは『夏号』はお休みですので、
今回は
(家庭画報 2009年 07月号)(6月1日発売)
へ掲載しました。
記事自体は見ていましたが、
本の中に掲載されているのを見ると、
いつもと違う中ほどの場所に載っていますので
突然現れるように思います。
(探していたら、ビックリしました・・・)
こういう感じです。
実際記事の色目は、もう少し白が立っていて、
バッグと日傘とのコントラストが効いています。
『総紗縫premium(プレミアム)』
真ん中にある『総紗縫』は、
手で少しずつ施した刺繍が入っていて、
近づいて見ると、気が遠くなるような細かさです。
柄に刺繍してあるのと、
柄以外に刺繍してあるのと、
2タイプです。
帯柄のデザインを見ながら、
柄が活きるように、考えています。
帯の図案一回でなく、さらにもう一度、
合わせて『2回の図案』を使ったような帯です。
工程的にも帯で織り上げてから、
さらに二か月以上、掛かりますし、
なかなか上がってきません。
まだ限定数しか製作していませんが、現在
数本総紗縫をお持ちの方に人気があります。
なかなか希少性の高い帯ですので、
見かけたら、手に取って是非見てもらいたい、
と思います。
今回は、いつもと違う所に載せましたので、
記事への反応も変わり成功だと思っています。
それと・・・、
時期もそうなので、総紗縫を使った
日傘、利休バッグへの反応も抜群です。
もう次の『秋の帯』を決めていますよ・・・
物凄く話題作になっていますが、
芝生の上で読む本も良いモノです。
今、2の途中でもうすぐ終わってしまうのが、
勿体ない気がします。
タグ: 総紗縫