2009年06月15日
今年一番、候補。
すみませんでした・・・
昨日は、途中で力尽きて、
説明不足な日記を上げていました。
内容はその通りなので、補足というほど
のものはありませんが、
一日中京都を回っていました。
真夏のような気温で、散歩・散策とはまた違った、
目的でしたが、
途中、道端で咲いていた花が綺麗だったので、
思わず、写真を撮ってみました。
まさに、『華紋』。と思いながら、
改めて見直しています。
土曜日のファッションカンタータも、毎年行っていますが、
ドンドン人が増えているような気がします。。。
普段私たちでもあまり見られない、
一桁も二桁も多い着物ですので、
見ていて、目の保養になります。。。
興味のある方は、是非是非・・・
=====ここから、今日です。======
先日のケルティック柄の新紋を配色して、
目出し(試験)を織ってもらいました。
ホンの僅かな生地丈で数色配色して、
『まず第一歩』と、様子を見るのですが、
今回の柄は、とてもイイ雰囲気を持った柄です。
いつもは配色する時は、大まかに2色の見本を取り、
それを何度も修正して、完成へと詰めていきますが、
今回は何を思ってか、『4色』色を取りました。
そうすると『この柄』は、すべての色が綺麗に入り、
実際に『織る一色』を絞るのが非常に難しいです。
紋の段階で、色をつぶして、何色も重なる様に、
設計しましたので、異なった色(今回は地の4色)が、
それぞれ重なり、すべてがいい味が出ています。
そのうちの一色はこんな色です↓
細かい枡(ドット)単位で、目をつぶし、
境界を曖昧にしていったのが、結果として
自分のイメージにとても近いものとなったようです。
今、まず『一本目』を織ってもらっていますが、
『今年一番』の柄になるのでは?
と思っています。
こういう柄はとても珍しいですよ。。