2009年06月30日
昨日の続き
昨日の、『世界に一本だけの帯』ですが、
評判はイイですよ。
↑この柄です。
この織り方は、経糸が表に出てきます。
(=経糸が配色を決める)
もし、配色を間違えると、経糸全部が無駄になる、
とても危険な織物です。
ですので、社内でも人によっては手を出さない、
出しても、今までの安全な配色で・・・
となってしまいがちな、織物です。
もちろん危険な分、いい所があって、
生地が手持ち糸の数から考えると、
信じられないほど薄い。
という特徴があります。
(他にも細かいイイ所も・・・)
前置き長くなりましたが、そんな織りを使って、
やってみたくなるのが、
『失敗しても、(気にせず)好きな色を使う。』
ということです。
そして、好きな色というと、
『南蛮七宝+光悦蝶』 蝶々の色、
『作楽:水仙』の色です。
今まで、試し織しながら、合う柄を見ていましたが、
⇒http://senpukuya5.seesaa.net/article/122289164.html
昨日の柄と、もう一つがピッタリときました。
結ぶとなると、(配色の好みで)、好きな人にしか、
興味は持ってもらえないかもしれません。
ただ、この帯で歩かれている姿を見てみたいです。
柄は、雪佳『海路』より。
自分の中で大事にしていきたい柄になっています。
一本だけなので、普通の配色よりも
少し割高になってますが、
それだけの価値はあると思ってます。
今日は、昨日大阪でもらったアイディアの
形づくりをしていきます!
それについては
また、後ほど報告しますね~。