2009年07月07日
着姿を撮らせてもらいました。 ただ。。。
昨日は、着物姿の方をいっぱい見て、
話をさせてもらい、力を頂いてきました。
作り手として、並んでいる帯を見るよりも、
やはり結ばれているのを見るのが一番です。
何人かの方に写真を撮らせてもらったのですが、
あまりにも、手ぶれの写真でした。
『ブログに載せますよ~』と言っていたので、
大変、申し訳ありませんm(__)m
(もう少し、腕を磨きます。)
その中から、2枚だけですが紹介しておきます。
(結構沢山撮ったのですが・・・)
まず、『金魚の帯留+総紗縫』。
菊の花が放射線状に広がっている、
ちょっと個性的な柄です。
ブルーの花が、『水』のように見えて、
水浴びしているような金魚がとても涼しげです。
そして、
今では、ほぼ織るのが難しい、縞経の紗。
経を縞になるように、一本ずつ並べて
整経をしたもので織るのですが、
なかなかこの柄は、染めるのも、
織るのも難易度が高いものです。
今では、ちょっとレアな総紗縫となっています。
(今年、織る予定は無さそうです。)
結ばれている所を見ると、とてもお洒落なのと、
凛とした感じがあって、とても素敵でした。
『結びやすい!』と周りの方に総紗縫の良さを
アピールしてもらっていたのが、嬉しい所です。
周りの反応は・・・
作り手が話すより結び手が話す方が、
何倍も説得力がありました。。
(ちょっと悲しいですが・・・)
実は、この柄で日傘を依頼していたのが
先ほど上がってきて、これも素敵だったので、
載せておきますね。。
織物を使ったとは思えない、
雰囲気と、可愛さがあって、
周りの評判も抜群に良い日傘です。
もう一つ評判が良かったものは、
この白地の日傘で、横段が力強く伸びて、
スッキリ+爽やかな日傘です。
少しずつ定着しはじめた『総紗縫の日傘』ですが、
梅雨が明けたら、本番の時期になりますね!
(ショップには今週に上げていく予定です。)
UVカットなどは、既存のモノに負けますので、
皆さん全員にお勧めとは言いませんが、
透け感とお洒落さでは、最高です。
そんなのが好きな人に持ってもらいたい、
日傘です。
夏着物に、颯爽と日傘を持って歩かれる姿、
いいですね~。
タグ: 総紗縫