2009年07月17日
祇園祭09’の2 巡行の裏では・・・
祇園祭の巡行も終わり、
ちょっと静かになったような気がする京都です。
実は、私は実際には巡行を見たことがなく、
昨日の夜は山ほど並べられた、
椅子だけ見ていました。
昼は見学者十万人と言われても納得です。。
そして、となみ織物では
祇園祭といえば恒例になったある『お客さん』が
今年も、来られていました(遠くからです)。
(今年は3日前にも、一緒に飲んでいましたが・・・)
今年は何を好まれるのかな?と楽しみにしていますが、
今年のヒットは『総紗縫の日傘』のようです。
(『帯』は結構意外なものです)
他には、小物『ブックカバー』や『キーケース』を
見てもらっていました。
これらの小物は、織屋として
なんとか絹を使って製作したかったものばかりで、
時間をかけて織方、素材、等々を工夫しています。
そのためか、織り目、手触りを感じてもらった後、
『織って凄いよなぁ~』という一言が、
印象に残ります。
いつも『こんなのも作りましたよ~。』
と心の中では、驚かせたい気持ちで見せてます。
職人含め、様々な所で知恵を出し合って、
製作しているものなので、自慢したい気持ちが
やっぱり出てきます。
周りから見ると、多分それもバレていて、
褒めてもらっているのかもしれませんね?
今日、帰られる際に、
『で、どこまで作るん?』と小物について
聞かれたのは、ちょっと困りましたが、
『自分が欲しいな、使ってみたいな』
と感じた時は、試行錯誤して作る予定です。
と答えていました。
多分、今もそうなっていると思いますし・・・
やはり帯地(絹)の可能性も見てみたいですから、
一度作ってみようと思います。
周りのモノが帯地で自分で作ったモノで
徐々に占められていくのを見るのも、
面白いかもしれません。
次に大きく自慢したい、と思っているのは、
この帯の生地です。
ちなみに、大物の予感がします。
来年の今頃には、
数柄は完成していると思いますが、
その時、また評判を聞いてみたい織です。
これも、また説明するのが楽しみです。
タグ: 総紗縫