2009年07月29日
今日は日記です。
今日は、日記になっています。
毎朝、会社が始まる1時間前くらいに出社して
図案を出してきたり、
書類の整理か読書をしています。
この時間はとてもとても貴重です。
一応の始業時間後は、①誰かに会ったり、
②話したり、③書類見たり、の繰り返しで
『仕事内自分時間』は、なかなかありません。
基本的に朝のこの時間は、
会社へ出社してくるスタッフの声。
『おはようございます~。』
しか聞こえないので、
じっと集中できる時間です。
今日は、ずっと本棚にあって、
購入してからとても時間の経った本です。
有名な本ですので、
読まれた方も多いと思いますが・・・
もっと日々の仕事を大事にしたいなぁ
、と静かに机の上で感動していました。
本を閉じ、そうこうしているうちに
社内のバタバタ感いっぱいの空気
が近づいてきて
午前中の営業時間に突入です。
普段、午前中は紋屋さんが来られます。
図案を広げて、紋図を広げ、じっと職人さんと話しながら
コツコツとモノづくりをしていきます。
今日もいつものようにこられ、
打ち合わせです。
その打ち合わせは、
初めて織ったモノなどの見本裂をみて、
『これは止めとこ~』
『やりなおしやな』
『これでいこ!』
等々の話をしつつ、頭の中は徐々に
『今から進めていくモノ』へと移ります。
例えば、今日の中心の話題は、
この柄の最後の詰め話でした。
織の目をマス目で表しています。
マス目に入れていくので、
図案(アナログ)⇒紋図(デジタル)へ
置き換えるようなものです(図案の再構成)。
完璧に異なります。
ですので、
この工程でどれだけ自分らしさを出せるか、
というのも、技の一つです。
勝手に自分らしくなっているような気がしますが・・・
最初の段階の線書きと比べ(最初の紋図は線だけ)、
再び図案へと近づいているので、
作業は随分分かり易いものとなっています。
直結しますので、最後の詰めです。
一日が終わり、時計を見ると、 もう19時前・・・
(毎日こんな感じです。)