2009年10月08日
染めたて、ホヤホヤ
台風が京都を通り過ぎていったようで、
まずは一安心と思っていたようですが、
京都でも(うちの社内スタッフでも)、
結構大きな被害があったようです。
京都だから。。。
とちょっと気を抜いていたのですが、
ダメですね。
これから、台風が通る地域の方、
お気を付けください。
京都の空は、少し明るくなった中で、
染め糸が上がってきました。
ちなみに、曇りの午前中に色を見ると
糸がシックリした状態に感じます
(私の個人的な意見ですが・・・)。
昼は、元気に見えますし、
夕方は、静かに見えます。
そして、今日は染め糸だけ登場です。
これは、『麹塵の糸』。
写真の糸も帯のためのものですが、
今までの紹巴織で織っていた
糸とは、また違う糸です。
糸質は紹巴で織ったいた糸と同じで、
その糸を2本合わせて撚ったものです。
もちろん、どちらが良いものというのではなく、
経糸のバランス、風合い等を考えて使います。
先日、糸倉庫をぼーっと眺めていて、
思いついた使い方のため、
まずは実験的に染めてみました。
今から、糸の様子を見て、
試し織りに入っていきます。
試しといっても、一番最初にあまりに
できの悪いモノが上がってしまうと、
そこで即中止になります。
慎重に気を入れて今から柄選びです。
ここで、安全なシンプルな柄にいくか、
個性的に行くか、作る人の性格がでますよ。。
タグ: 麹塵染