2010年01月17日
おこげ見て、シックな紬を思い出す。。
久しぶりに、
芦屋へ行ってきました。
特に何かするというよりは、
気楽に着物を着て、お食事をしてきました。
(7人で、皆さん着物姿カッコ良かったです。)
最近は着物が仕事着になっていたので、
たまには、こういうのでゆったりというのも
なかなかの贅沢ですね。
こんな面が飾ってある、お店です。
(この写真気に入ってます。)
ちなみ、和食なんですが、
個人的に、一番嬉しかったのが、
この『おこげ』
土鍋ご飯だったのですが、
相当久しぶりに『おこげ』を見て、
なぜか嬉しくなりました。。
と、この日のことを考えていて、
思い出したのが、今進めている着物製作です。
『真綿紬の白生地』
『玉繭』という、繭を引いた糸を
経糸と緯糸に使っています。
※玉繭というのは、普通お蚕さん一匹で作る繭を
二匹で作った繭のことです。
複雑に絡まった糸をほぐしながら、糸を紡ぎます。
いっぱい空気を含んでいるため、フワッとしたした、
何とも言えない風合いが特徴です。
こればかりは触ってもらわないと、
何とも言えないですが・・・。
そして、それに色を入れていきます。
ちなみに、この後に、
さらに上から色を入れていくので、
奥深い色目に落ち着きが出てきます。
この着物、ただ今製作中のシーンですが、
すでに着られています。
皆さんもどこかで、見られたこと、
あると思いますよ~。
タグ: 真綿紬