2010年01月20日
アイモン?
昨日は東京に朝から晩までいました。
目的は、会社的なものとは違い、
初めてお披露目の帯の評判を聞くというものです。
私的に最重要だったのは、このシリーズ。
『imon』
→http://senpukuya5.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=imon
試し結びは、ここ最近最高の頻度でしています。
→http://senpukuya5.seesaa.net/article/134420598.html
その昨日ですが、
最人気作は、この柄でした。
『千鳥に琳派の波柄』
このシリーズの用途は、総紗縫と同じく、
オールシーズン着用を考え、組織を作ったものです。
用途が同じと言っても、総紗縫とは、表現方法が異なるので、
完成時『帯』として見た印象も大きく変わって見えます。
写真言うと分かりやすいのが、千鳥の微妙なボカシです。
ホワっとした優しい感じは、個人的に大好きな表現です。
(紗ではちょっと難しい出し方)
ただ、紋を作るのが難しい組織ですので、
柄数はなかなか増えません。
昨日ちょっとだけ自信をもらえましたので、
今は頑張って柄を考えて、製作していくだけです。
まだ、実験段階ですが、紗と組合わせても、
バリエーション自体が増えるので、
もう少しその辺りを進めて行っても面白いですね~。
シリーズ名は、『imon』 といって、『celtic』 『nord』と
同じく横文字ですが、呼び名がみんな、バラバラです。
最初は、『イモン』と普通読んでいたのですが、
社内では『アイモン』と、iphoneと同じ感覚で、
呼ぶ人もいます。
この帯の名前だけは、
『どっちでも定着した方でいいのかなぁ』と、
かなり作者にしては無責任な発言だと思いますが、
とてもPOP な柄もありますので、周りの流れに任せています。
まずは昨日、評判が良かったので、一安心。。。
タグ: 総紗縫