2010年02月25日
作楽、誌上発表!
今日から真面目にモノづくりに取り組んでいます。
なかなか思い通り進まない本日です。
そんな時は、また資料や図案を雑誌を見て、
頭の中に、違う他のものを蓄えていきます。
それで、気がついたモノを紹介します。
(忘れていました!!)
『10’春 美しいキモノ。』
今回、載せたのはここではお馴染みになりつつある、
『作楽』。五代目製作の帯たちです。
いつもながら、イメージを伝えて、一度ラフを撮ってもらい、
再度打ち合わせをしてから、最終の撮影→細かい詰め。
で完成したものです。
今回のイメージは、最後の最後2種類のどちらにするか?
で悩んでいました(多分、最終稿2種みせるのは初めてです)。
評価は、分かれると思いますが、
最後の判断は、帯のイメージに合うかどうか?
それだけです(どうなったかはページをめくって下さいね。)
帯の説明はまたメルマガ等で行うとして、
この中の柄は、ある共通点があって、
すべてこの中にある『七宝柄』の帯から始まってます。
(それぞれが個性的ですが・・・)
紹巴織で製作した帯ばかりです。
そして、『紹巴』というと、織物自体の完成度が高く、
今まで、基本部分にはだれも触らなかったところです。
これらの帯は、共通点として、すべて地の部分に上げ方、
糸使いともに、一工夫してあり、そのため一目見ただけでは、
『この織物ってなに織り?』となるほど、変化が付けてあります。
実際にモノを見ないと、説明しきれないので、機会をみて、
したいと思ってますが、変わったものだけあって、
がらによって上手く織りこなすのが難しいです。
そんな織りをこなしてくれる、職人さんに感謝です。。