2010年05月12日
二条城、掲載の紹介。
と書きました。
今日、すぐに掲載されていました。
これが一面の紹介で、中面に大きく取り上げて、
もらっています。
少し繰り返しになるかもしれませんが、
以前の『二条城の孔雀図』から、構想も入れて7年。
その期間、二条城をモチーフにした帯を数柄、
製作していました。
ただ、この額装というのは、少し帯を作るのとは
勝手が違い、いつもの流れとは違います。
額は、ある程度の大きさを持ったものですので、
それに押されない力(柄の流れや配色)が必要です。
そのためには、極微妙な配色も変わっています。
写真は帯ですが、引いて見た全体はもちろんのこと、
羽の一つ一つが立つように、気を使い、
図案、紋図(意匠図)を製作しています。
→http://senpukuya5.seesaa.net/article/80064319.html
(紋図製作中)
ここで、織りには、こんな工夫が・・・
というのもイイですが、
今、西陣はこういう織物を織れる職人さんが相当減りました。
ですので、こういう二条城への『寄贈』という形でも、
残るものを製作できたことは、とても嬉しいと思います。
掲載された新聞が京都では、ほとんど全員が購読。
という新聞です。
朝から、会う人会う人、皆さん、まず言うことは、
挨拶の代わりに・・・
『見たよ~』です。
この記事等に関しては、一度まとめて見て頂けるように、
していきたいと思っています。(19日に寄贈ですので。)
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