2010年07月14日
祇園祭ということで、京都らしい帯。。
というくらい雨が続いています。
気分がドンヨリです。
昨日は打ち合わせも兼ねて、南の方へ行っていましたが、
折角の鉾も雨にさらされています(車も一杯です。)。
そんな今年の祇園祭です。
ちなみに、今日も納涼会でこの辺り行く予定ですので、
明日ももしかして鉾の写真が来るかもしれません。
今日も外に出ることはあまり無く、社内でのモノづくりですが、
ちょっと昔の帯が手をついた横にありましたので、
今日は、趣向を変えて・・・
以前メルマガでも、祇園祭の帯を紹介しましたが、
それと兄弟と言っても良い、京の雅の帯です。
御所車(牛がひいているので、牛車ですね)を
囲む雅な世界が表されています。
紹巴織の細かい技で織り上げられているので、
それぞれの人の顔、右下の方の松ボカシなどが、
素晴らしく良い出来です。
最新作ではなくて、昔に作られて今でも注文が来ると
織っている帯になりますが、たまに昔の人が作った帯を見て、
紋を想像して、今のモノづくり活かせるので、とても勉強になります。
裏は、ただの無地ではなくて、金を通してあり、
少し光沢、雲母のような感じです。
無地が新鮮に見えてしまいました。。。