2010年11月22日
個人的にブームの太子間道。。
この太子間道です。
見せれるだけでこれだけあって、
『あらあら・・・』というのも含めると、
ここには収まりきらないです。
ある程度のイメージは決まっているので、
そこに到るまでの微調整だけなのですが、
それでも、これだけあります。
実は、以前もこの太子間道に拘った時期があります。
→http://senpukuya5.seesaa.net/article/102491025.html
この時は、同じような柄でも経糸を活かす『経錦』
という織り方でした。
この織りは上のリンクを参照にしてもらえれば、
いいのですが、経糸で柄を織り成すものです。
(例えば、経糸を三色使って作る。)
上の写真のモノは、それとは違って、緯糸(横糸)で
織っていくもので、織り方としては、真反対です。
ただ、織る方から考えると、それだけ違っても、
実際に結ぶ方からすると、柄も似ていて、両方共
薄手の織物なので、あまり変わらない所の話です。
同じ柄を経糸で出そうが、横糸で出そうが、
そう気にする人もいないかもしれません。。。
また、元々は、南のアジアやインドの方から伝わったと
される『絣』の柄ですので、経糸を使って織る方が
素直だと思います。
ただ、西陣の特徴の横で柄を作り出す、ことで、
しかも、経バージョンも織った後ですので、
ここから、何か新しいものができそうな予感がします。
いつもは結ぶ人を中心に考えたモノづくりですが、
今日のところは、結んでもらう大部分の方に、
関係がないかも?ですが、やってみたかったことの
一つです。
ちなみに、いい色で上がった後は、
しまうまの裏に付けようかな?と思っています。