2011年01月28日
ひそかな角帯ブーム
会社にいて、毎日すこしずつ、
モノづくりやお客さんと話していって、経験を積むと、
ドンドン、自分のお洒落が気になるようです。
最初は、着物を着る機会があっても、どこからか
誰かのを借りていた若手が、少しずつ目覚めて、
今ではちょっとした『角帯のブーム』になっています。
男物というと着物が無地ということが多く、
なかなか難しいと言われています。
生地の素材面で頑張るか、羽織紐か、羽織りの裏か、でお洒落をします。あと、草履も大事です。。。
(意外に多かったですね)
ポイントは幾つかありますが、
そんな中でも目立つのは、『角帯』です。
無難な色目の無地、角帯も良いですが、
シンプルな無地でも色目でバチっと決めてもなおイイですし、
柄をガッツリ個性的に合わせるのも、さらに面白いです。
そんなことが分かってきたのか、
若手男社員らの角帯を見る目が変わってきています。
『一本ずつプレゼントするよ』と言ってしまったので、
特に、(余計なほど)すごいです。
モノづくりに、『自分が結ぶのだったら・・・』という
視点はとても大事なことなので、良いことですが、、
ちょっと困ったことに、今では普通に袋帯を見ていても、
『この帯、角帯にしたらカッコイイ。』と思っているようです。
最近上がってきた、
この角帯も狙われています。
『南蛮七宝:つむぎ角帯』
唐長さんの『瓢箪マーク』を入れています。
また、最初から仕立て済なので、すぐに結んでもらますし、
結んだとしてもこのマークを外から見えるようにすることも
できます。
もちろん、この帯はプレゼントすることはありませんが、
みんな欲しそうです。。。