2011年05月06日
休み明けの目覚まし。
とてもGW休暇とは言えないGWであっという間に
終わりました。
そして、今日からは通常の流れに戻っています。
今は電車で金沢へ移動していますので、
これは車内で書いています。
連休も含め、数日まとまって休みが続くと、
新しい帯や見本裂、配色替えなどが
まとまって上がってきますので、午前中はその確認です。
以前も書いていたものも、ちょっと完成度が進んだり、
と、休みボケ無くテンションが上がります。
特に、Rococoの一本目や、この唐長文様に関しては、
なかなかです。
下のモノは、紹介してから何度か短い目出しを取って、
最終に決定したものです。
『Rococo』
当初はかなりアクセントとなる色を青、緑(それに赤)に決めて
織ってみましたが、残念ながら、予想よりも
収まりの悪い色になってしまいました。
そこで、色をちょっと中間色に近付けたのが上の写真です。
最初は超・個性的だと言われていたことからすると、
とても合わせ易くなった、と思います。
この辺りの個性と合わせ易さのバランスは、
最近、最後まで悩む所です。
また、この帯は特殊な帯なので、
これからさらにもう一手間を掛けて、
しぼを付けます(御召緯とお湯の力で)。
その時にまた印象が変わるので、
それは金沢から帰った時のお楽しみです。
他にもこの帯の箔が製造されていないので、
またふさわしいモノを探すか、作るか、
という問題もありますし、まだまだ前途多難です。