2011年06月21日
しそちょういろ。
自分で配色をするのではなくて、
イメージであれこれと伝えて、試験裂を取ってみると、
面白いものが上がってくることがあります。
これは、その一つ。
『Rococo?』
『始祖鳥みたいな・・・』
という要望をしたのですが、始祖鳥が分からない・・・。
という返事が返ってきました。
分からなくても、全然構わなくて『しそちょう』という音の響きが、
良くて帯にしたかったのですが、そこはそれなので、イメージを伝えて、
織ってもらいました(言われる方はイヤな要望ですね〜)。
全く完成から程遠い処にあるものですが、たまにはこういう製作過程なのも、
完成品と比べてもらえて、いいかもしれませんね?
それと、もう一つがこの『星』。
木花の裏地になっている柄ですが、
『木花:星』
配色を変えて、青が立つ配色にしています。
ちょっと分かりにくいですが、上も下の写真も通常帯には使う機会の
少ない色目ですので、並べると社内の中にある帯内で、
とても目立った顔をしていますよ。。。
☆昨日の蛍がとても人気だったので、発想を元にする柄を考えています。
総紗縫で、季節感が感じられて、素材を活かして・・・
なかなか難しい〜。
Rococoの記事
→http://www.kyo-tonami.com/mt/mt-search.cgi?search=Rococo
木花の記事