2011年09月22日
たまには後ろも振り返る。
先日、『評価二分』で紹介していた。
作楽総紗縫+premuim
『作楽×総紗縫premium』
蜘蛛の巣に赤いスワロスキーを加えたものです。
何も無いものよりもインパクトがあるのと、
キラっと光るものを付けているのに、その光を当てに
していない所が自分の中で気に入っています。
(今回は、配色の一つのつもり。)
この帯、一本を作ったのみで、それ以上作るつもりもないので、
今までの総紗縫に無いモノを思い切って足してみたので、
結果は以前も書いたように、二分でした。
ちょっと寂しいですが、この帯は、どうしても欲しい!
という方のところへ行きましたが、
次も製作している最中です。
その一つ
『作楽スワロ専用』
普通?に総紗縫を作ったのですが、今度はツブツブのために、
場所を空けました。
ですので、織り上がってから、そこに自分の感覚で塗り絵する・・・、
そんな覚悟をしています(イメージはシンプルに、です。)。
竹屋町刺繍、汕頭刺繍にこのスワロフスキーを付ける。
織った帯に色々後から行ってることについて、あまりいい顔をしない人も
います(『邪道だ!』と)。
ただ、モノづくりは、
その過程で作っている者も楽しく、作り手の意思が表現されて、
結ぶ人にも喜んで頂けるのであれば、それ以上なにも無く、
『批判は当たらないのでは?』と思います。
今回の蜘蛛の巣は、明らかに作り手が楽しんで、もし引き取り手が無ければ、
角帯に何とかしよう!と思っていました。
作ることを楽しみ過ぎて、結ぶ人を置いていく、今回はちょっと控えるにして、
やはりモノづくりは楽しんでいきたいと思っています。