2012年06月18日
色の組み合わせ。
先日、紹介していた帯が一本上がって来ました。
この帯の地色は、いつもよりもさらに写真では出ない色目です。
『作楽/名前未定』
地色、葉のような黄緑、ブルーの輪、蹄鉄のような白。
組み合わせ的にも、あまり例の無い、配色にしていますが、
白地(大島紬でも御召でも)、黒地(泥でも藍でも)、ケンカせず、
帯として、すんなり落ち着いてくれました。
柄に特徴があるので、好き嫌いはあるとは思いますが、
現在の周りの評判はとても良い(着物と合わせると良い方向へ感想が変わる)です。
一本で帯を見ると、思っていたよりも色味が独特で、
予想していた裏無地では落ち着かず、まだもうちょっと掛かりそうです。
この日記上では、となみ織物で製作している、
モノづくりの変化の兆しの僅かな部分を紹介しています。
そのまま変化していくかもしれませんし、
踏みとどまって、違う方向へ行くかもしれません。
自分も楽しみにしています。
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