となみ織物の五代目のブログです。『帯』や『織物』を作るメーカーですので、内容はモノづくりが中心になっていると思います。自分で読み返して結構納得することもあります。

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2012年09月13日

襦袢の新作/仙福屋オリジナル。

 

社内では、あまり目立たない存在ではありますが、

オリジナルの襦袢が少しずつ良い評判を頂きつつあります。

 

もちろん、帯屋ですので帯柄を中心に考えたものですので、

あまり世間では見られないモノになっているので、

良いのかもしれません。

 

まずは月々の生産本数の決まっている南蛮七宝。

 

IMGP7469.jpg

『唐長文様/南蛮七宝の襦袢』

 

今回の美しいキモノでは、この中の一反が登場しています(P204)。

人気のある色が段々と決まりつつありますが、どの色でも一反持ってしまうと、

他の色も欲しくなるという、不思議な柄の襦袢です。

 

左から2つ目を雑誌に載せて頂いたのですが、

ブルーの南蛮七宝の帯と並んで、ここ最近では一番の反響を頂きました。

 

作家のシリーズで数柄ありますが、

今回は、この2柄です。

 

L1000397.jpg

伊藤若冲の世界果蔬涅槃図

 

 

L1000404.jpg

神坂雪佳の世界/八橋

 

 

両柄ともあまり世間に無い襦袢ですし、

生地も様々こだわり抜いた結果、使っている生地ですので、

柄だけでなくて、着た感触も楽しんでもらえると思います。

 

すこしコストは張りましたが、意外なほど長襦袢は目立ちますので、

興味のある方はこれから、少しずつファンは増えていきそうです。

 

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