2013年04月03日
目立たない帯、でも。
白の地色の中に仄かな色を混ぜこんで織ったため、
写真では色が非常に出にくいですが、白の中にも色のある
不思議な感じの唐草の帯を作りました(写真では伝わりにくいです。。)。
『作楽/??』
地には、4色色糸を使い、白ではない白を。
上に乗っている色の付いた唐草には、白を混ぜて。
唐草の大きな輪郭を『普通の白と薄いグレー』で縁取っているため、
何もせず単に置いていると、非常に目立ちにくい帯です。
ただ、着物と合わせて動いてもらうと、下から色が照ってくるので、
柄の印象がガラッと変わってくれます。
底から照っている色目は、小物を入れると、
顔を出してくれそうなので、新作の帯留めを入れてみて
撮り直すと、多少動きが出てくれます。
『作楽×帯留め/瑞玉Cube』
このままでも充分、作楽らしい帯になったと思いますが、
もう僅かに配色を変えて、試しに織っているのもあります。
それを確認してからの完成となりそうです。
一本仕立てしましたので、また実際結んでもらったコーディネートも
近々紹介しますね。