2013年09月08日
透けすぎない紗。
涼しいところに出張へ出てきていますが、
総紗縫に紬を足した『紗楽』。とても人気です。
『紗楽+東郷大島』
昔からあった織物は織物なんですが、総紗縫くらいの紗目と紬が合わさると、
透けているのか、透けていないのか、良くわかないくらいの透け感が、イイです。
色目も織る前の段階の糸のままで見ると、『えっ』という程の色なのですが、
透け感で全て丸く収めてくれます。
以前、紗楽の前に、総紗縫+紬をさらに組織を変えた『燦々』というシリーズを
作っていましたので、再度復活させても面白いかな?と思います。
『燦々/ペイズリー』
この時は、少し緯使いを変え、長さも長く織って名古屋帯にしていましたし、
今度は袋帯で。。。
まだ、紗楽自体も始まったばかりなので、ゆっくり考えながら進めていきたいと思います。