2013年12月13日
しぼ織つづき
なかなか進まない帯・組織もありますが、ある程度順調に進んでいるのが、
『しぼ織』。なんやかんや言いながら手堅く柄が固まっていきます。
以前、何度紹介した『Rococo/しぼ織』。
『Rococo』
この帯は箔と色糸、地色が上手くハマってくれたので、お太鼓にした時に力強く、それでいて
綺麗にまとまってくれます。
似た帯を作っても面白く無いので、配色自体は似てしまいましたが、柄と地色が下から
湧いてくる、そんな流れを帯に持たせてみました。
基本的に立涌っぽい柄ですが、葉の葉脈や色の抜け方を工夫して、流れが出ていると思います。
『作楽/しぼ織』
もう少し配色に透明感を持たせて作りたいので、地に僅かブルー系で沈ませるつもりですが、
全体のイメージはこんな感じになると思います。
しぼの作り方も地の紋次第で面白いことが出来そうなので、遊びながらやってみたいと思います。