2014年08月26日
巻き込まれる。作楽/モール袋帯
モノづくり若手のモノづくりに巻き込まれています。
『作楽/モール』袋帯。左はシルクモール糸。
地は錦織で周りとは数倍太さの異なる糸(モール)を織り込んだモノです。
モール糸はその太さと重量面から、様々な部分に負担を掛けるので、
モール糸の周りに気を使いながら、図案や紋を考えるモノづくりです。
前の時(作楽)は、3柄を製作したところ、諸事情からストップしてしまいましたが、
若手がどうしても、自分のイメージを帯にするにはこの素材と織り方で織りたい、
そんな気持ちで来るので、再開です。
作楽の際の資料を引っ張りだして、検討しています。
先に『こんな柄を作りたい』という気持ちがあってから、
物理的な織物の構造面は後回しになっていますので、一進一退よりも進まない感じです。
それでも、『これが欲しい!』という気持ちがありますので、巻き込まれても
しばらくは付き合って行きたいと思います。
後は、完成するまで妥協せずに、自分のイメージを持ち続けることですね。
また、続報をお届けします〜。
Facebookにもこの袋帯は載せています。
⇒https://www.facebook.com/tonamiorimono/photos/a.124946404208820.9013.111287925574668/722580437778744/?type=1&theater