2014年12月06日
しぼ織帯、一つ完成です。
先日、目出し状態で紹巴織から『しぼ織』に織りを変えた途中まで
紹介していた帯が上がってきました。
→http://goo.gl/yzbvjI
『作楽/しぼ織』
この帯は一度織ってから、お湯の中に通すので、その分色味が変わります。
イメージとしては、全体の色が馴染み、印象が濃くなる。どんな感じです。
色の組み合わせによっても、変化の程度が変わってしまいますので、
作り初め初期は、手当たり次第試行錯誤でしたが、最近はほぼ予想通り行くように、
なりました。それで今回です。
また、タレには無地採用しましたが、ただの無地とは違って、地紋を少し入れて、
七宝文様にしぼが行くように、誘導してみました。
上手くいくか?最後の心配するポイントでしたが、
これはこれでこの帯の面白さになったかな?と思っています。