2015年01月08日
木花/オレンジ
年明け早々に風邪を引いてしまって、それが今の今まで続いています。
休んでたのに風邪引いたというと、休み損の様な気もしますが、周りでも
今年は風邪人や体調不良な人が続出なので、今年は雪や寒さも含めて、
そういう年なのかもしれないですね。
一応、暖かくするのが大事ということで、いつも着物下に履く、
防寒用のモノを履いています。←これはいずれ仙福屋で商品化したい!
そう思っている商品ですので、少し期待していて下さい。
(今で半年着用で、いまでは手放せない状態です。)
こういう時に見せる帯のようなそうでないような微妙なところですが、
(写真で質感が伝わらないので、もう少し工夫してみます。
代わりに下の写真で・・・。)
去年の末に(12月前半)に製作した帯の配色変更したものも上がって
います。
『木花』シリーズの袋帯です。緯糸の数としてはシンプルにしましたが、
その個別の糸はというと、相当複雑な役割を持たせ上下して、
地紋や柄を構成する帯柄です。
元々は、実験的な要素が強く、糸を減らす目的で製作した試験織用の紋でした。
『裏から見たところ、通常から考えると半分位になっています。』
結果として、糸が少ないため帯は軽く、糸の動きが複雑なため、
写真で見るよりも、帯地の色のボケ方、地色に関しては下からの
色の照りが他の帯とは少し変わった印象を受けてもらえると思います。
秘錦(ひごん)という複雑な帯を以前織っていましたが、元々の発想は
そこからそんなに遠くない(もちろん全く別の織物ですが)所にありますので、
今後もそこから応用が何かできるかもしれません。
※上の秘錦のリンクは烏瓜柄、この柄の色のバランスは最高に好きです。
まあ、そんなことを抜いたとしても、
このオレンジ糸を使った帯は個人的に好きな帯です。
三配色で袋帯を製作する予定にしています。
随時紹介できれば、と考えています。
ぜひ、楽しみにしていて下さい。
今日はOS-1を片手に書いています。
それではおやすみなさい〜。