2015年01月24日
帯の帯揚げ作り
帯づくりと並行して帯揚げ作りもしています。
となみ織物らしい=仙福屋らしいモノづくりをしたいので、
他ではマネ出来ない、帯柄と色の組み合わせを最大の特長として製作します。
そのための手順としてはまず、
候補となりそうな帯柄(今回は型の枚数の少ないシンプルなものを予定)を探す。
( 一部、iPadもとても役に立ちました。)。↑結果100前後の柄数です。
それらの帯や目出しを持ってきて、さらに絞る。
(帯でイマイチなものを帯揚げにして、劇的に良くなることは無さそうなので・・・。)
その後、『帯揚げとしてイイのか?』検討。
(『やってみたい』は、優先順位は高いですが、ハイリスク・ハイリターンの覚悟で。)
そして残ったモノの中から、進めて行きます。
まず一番手はこの『作楽/花七宝』
『作楽/花七宝』
帯として配色を変える、例えば薄地と濃い地でも、別の柄?と見えるほど
柄の雰囲気が変わってくれますので、帯揚げとしても、配色を様々作れそうです。
帯状の黒い部分の上げ方がポイントになると思いますが、
帯の配色に近い感じで進めていくつもりです。
→Facebook。
もう一つは、今年力を入れている『Celtic』。
この柄、少しでも配色間違えると見られないモノが上がってくるので、
(帯で何度かやらかしています。)注意は必要です。
そして、チャレンジの柄。
右半分はイイとしても(それでも細かい)。
ここに色入れて、濁らず綺麗に上がるか?
そんな3柄の帯揚げ製作です。
他にも柄はまだありますが、前回製作した5〜6枚の型を使ったモノとは、
『作楽帯揚げ/コスモス』
また違った難しさがありますので、慎重にここから始めて行きたいと思います。
(枚数が減って、その分簡単?とも少し思っていたりもしましたが・・・)
また、進み次第、ご報告致しますm(_ _)m