2015年02月23日
『石畳十字紋』を化粧するには。
先日Facebook上でアップしていた『作楽/石畳十字紋』。
と『うーん』と言われていましたが、帯の柄が早すぎたのか、見せ方が悪かったのか?
それは謎ですが、今回は比べ物にならない程の高評価を頂きました。
ありがとうございます。
折角なので、帯締めにはキキ色をとも書いていましたので、色を出してみました。
その前に、『効き色』か『利き色』どちらが正しい字なのか。
気になってしまいましたので、少し調べてみると、
『効く』→期待通りの効果が発揮する。
『利く』→本来の機能を十分に発揮する。
比べると、どっちでも使えそうな気がします。
上は『パンチが効いた』とも使えるので、そっちがイメージとしてはあいそうな・・・。
その効き色候補として、となみブルーを使ったこの色。
(夏単衣物ですので、色目だけ見て頂けると嬉しいです・・・。)
『仙福屋帯締め/夏単衣』
これくらいの色目でしたら、冒険というよりも通常に合わせて頂けそうです。
帯揚げもそんなに悩まなくても良さそう。
それと、去年の秋に密かな人気だったこの帯締め。
(まだ出来て時間も経っていないので、愛称なし、です。)
三色入ったラインの一番外側、細いグレーが帯地の色を拾ってくれるので、
これくらい、パンチを効かせても面白いかなぁ。と・・・。
そんな意見もありました。
代わりに帯揚げには悩まされそうなので、帯締めから色を拾って、
バランスを取るのがいいのかな。。。
よくよく帯締めと帯を見比べていると、
上が利き色で、下が効き色なのかもしれないですね。